越の里 コンセプト

古きよき旅館の伝統とおもてなしを残しながら、ラグジュアリーホテル並みの施設やサービススタイルを実現したのがここ越の里です。
ゲストのためにできる最上級のサービスを追い求めた結果、細部にまで「こだわり」と「ホスピタリティ」を持った新しいラグジュアリー旅館が誕生しました。
すべてはゲストのために・・・・・越の里は「こだわり」続けます。

「美人の湯」として親しまれる月岡温泉に、2007年10月、寛ぎの空間をご提供する、全室スイートタイプの白玉の湯 華鳳 別邸「越の里」がオープンいたしました。ホテルの機能性やプライベート感と昔ながらの日本旅館のおもてなしの心の両面を兼ね備え、"居心地の良さ"にこだわり抜いたサービスと設えがモットー。そして、眼下に広がる田園風景、遠くに望む山々などの眺望が広がる宿です。

 このオープンに際して、私どもでは、"越後の里"の息吹きをよみがえらせる活動に取り組み、さまざまな生き物が生息できる池や草木の植栽など、この地ならではの植生に沿ったかたちでの「越の里づくり」を進めることで、温泉場に生活する人間として"心も身体も憩える場所づくり"を目指して参ります。

はじめに本来の場所として'憩える'場所をつくる。

 人が憩える場所をつくる。それが、温泉場で生活する者の本来の仕事です。そこで、私たちは、越後・月岡を訪れたお客様が憩える場所として「越後の里作り」を考えました。
 "里"とは自然と人間が触れ合える場所であり、そこには、厳然とした大自然とはまた違ったやすらぎや憩い、楽しみが詰まっています。この"里"こそ、田圃があり、畑があり、人の暮らしがあり、そして温泉がある月岡の地に、ぴったりのコンセプトではないでしょうか。これからの時代に必要な「魅力ある場所・憩える場所づくり」を行い、温泉で生活する者としての役割を果たすための取り組みが、この「越の里づくり」です。

里と呼べる環境があることは、人がやすらげる環境があるということ。それは、住む人にも訪れる人にも魅力的な場所であるということです。

 里づくりは生活環境をより良くする取り組みと言い換えることもできます。そこに住む人がやすらげる場、憩える場であれば、訪れてくださる方にもやすらぎや憩いを提供できるはず。それが私たちの考えです。私たちは別邸「越の里」のオープンを起点として、より憩える「里づくり」を行って参ります

おもてなしの心が、細部にいたる「こだわり」へ

  • 「コンシェルジュ」チェックインからチェックアウトまで、観光や交通の案内、館内説明など、滞在中のゲスト専任のスタッフ。女性中心のスタッフのため女性客でも安心して相談できる。

  • 「サロン山里」軽快な音楽と御香の香りに包まれる越の里宿泊ゲスト専用の寛ぎスペース。コーヒーや紅茶がフリーサービスとなり、夜はナイトラウンジとして食後の一杯も楽しめる。

  • 「食事」朝夕とも専用の食事処で。「料理の鉄人 大田忠道」がプロデュースする料理の数々を一品ずつ提供する純本会席スタイルで味わう。朝食は和食、洋食からセレクトでき、華鳳本館のバイキング朝食も利用可能。

  • 「風呂」部屋付展望露天風呂にはシルクイオンバス装置を備え、微細な泡で白濁した湯が体をマッサージ。内風呂には角閃石と檜を使用し、香りとマイナスイオン効果に癒される。

  • 「客室」20室すべてのデザインが異なり、多彩な趣向が凝らされている。室内には酸素クラスターによる除菌脱臭で常に快適。アメニティーも充実し、2台の液晶TV、音響やエスプレッソマシーンなどホテルとしての機能性も完備。

  • 「寝具」8割の客室に備わるベットは、シモンズ社のマットレスを使用。唯一3階の和室は布団でお休み頂く。体の圧力を分散する整圧敷き布団、近江手挽き真綿を使用した掛け布団、頭と首にやさしい備長炭錬込ビーズまくらが安眠へと誘う。

女将よりごあいさつ

女将 飯田 美紀子

月岡温泉は、まわりを山に囲まれた
田園風景が広がる"田舎"です。

観光地のように、きらびやかな繁華街や
大きな施設もありませんが、のどかな風景が
きっと心をなごませてくれることでしょう。

春の田植えの緑豊かな季節、
秋の実りの輝きあふれる季節になると、
ここ月岡温泉は、日本の伝統的な"田舎"の
風景につつまれます。

冬の季節には、真白い雪が一面を覆い、
朝には、凛と静かな空気に包まれます。

どうぞ、ひと時日常から離れて、
のんびりお過ごしくださいませ。